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  一度、むし歯になった歯は放って置いても決して自然治癒はしません。むし歯でできた穴は、小さいうちは歯の神経(歯髄 しずい )に触ることもなく、金属やレジン(歯に似た白い色調の特殊なプラスチック)などの詰め物(充填 じゅうてん )をして復元します。いずれも、1〜2回の治療ですむのがふつうです。むし歯の穴が大きくなると、例えば歯の神経を抜くようなおおきな欠損になると詰める処置では困難なので冠(クラウン)を被せることになります。また、もっとむし歯が進むと残念ながら歯を抜かなければなりません。たくさんある歯(親知らず歯まで入れると32本あります。)だから、一本位抜けてもいいや なんて、思いがちですが、抜けたまま放って置くと、
  • 抜けた歯の空間を埋めるように隣の歯が抜けた方に傾き、抜けた歯とかみ合っていた歯が延びてきます。
  • 傾いたり、延びたりすると、歯並びが悪くなり、それによってものがはさまりやすくなったり、汚れやすいところが増えてきて、むし歯や歯周病をひきおこしやすくなるのです。やがて、かみ合わせが悪くなり、より歯周病を助長したり、かむ力が大幅に弱くなり、顎の関節にずれや痛みがでるようになると顎関節症と呼ばれるようになり、全身疾患(頭痛、肩こり、めまい、腰痛、精神的不安・失調、など)をひきおこすことさえあります
むし歯たった一本とあなどるなかれということです。
  1. 主に保険治療
  2. 保険外治療
    ほとんどの治療は、保険の範囲内で行われますが、保険外治療というのは、
    1. 保険治療では取り扱われていない治療を行う場合。
    2. 保険治療で使われている材質より審美的に優れてる材質を使う場合。
    3. 保険治療で使われている材質より生体・組織に優しい材質を使う場合。
    4. 保険治療で使われている材質より軽量で強固な材質を使う場合。
    5. 保険治療で使われている材質より快適な治療法を行う場合。
      などが、挙げられます。
(1)セラモメタル(せと歯)保険では、前歯に限り金属の冠に歯に似たレジンという特殊なプラスチックを盛り上げて作りますが、セラモメタル(せと歯)は、生体に優しい良い金属を使った冠に自然な透明感と色調をもったせとを焼き付けて作ります。 (2)金属床(いわゆる取り外しのできる入れ歯)保険治療では、総義歯に限り差額を支払うかたちで認められています。残念なことに部分入れ歯では、認められていません。

◆ 金属床の利点は、
  • 部分的に薄くできるので、保険で作る入れ歯より口の中が広くなり、食事・発音などがしやすい。
  • 食事などの時、熱を感ぜられる。
使用する金属の種類
  • コバルトクロム(一番良く使われる金属で、単価も一番リーズナブルです)
  • チタン(比較的新しい材質で、金属アレルギーはほとんどないといわれています。)
  • チタン+金メッキ(文字どうりチタンに金メッキしたものです。